ツイステッドワンダーランドに登場する個性豊かな生徒たちを、西洋占星術の観点から分析してみるブログ記事第19回になります。前回のレオナの記事はこちら
今回はオルト・シュラウドくんを特集します!
記事を書くまでに6章を読み終えたのでえらい…なんとか間に合わせることが出来て良かったです…!
という訳で、本記事はツイステッドワンダーランド6章「冥府の番人」のネタバレががっっっっつり入っております。
クリア済の方、またはネタバレを気にしない方のみ閲覧をお願いいたします。
しかし6章は長かった…。ハズレばっかり引くんでタルタロス攻略がめっちゃ時間かかったね…。ところでタルタロスって古のダンジョンの舞台だよね。やばい罪人しかいないわけだから高難易度ダンジョンそのものって感じ。
ちなみに八木のギリシャ神話の推しはオルフェウスです。彼にかかれば冥府のフロアもブチ上がるんだぜ…。
【基礎データ】
期間:7月23日~8月22日
属性:火
区分:固定宮
支配星:火星
【基本的性格とオルトの分析】
まずオルト・シュラウドは、イデア・シュラウドによって造られた魔導ヒューマノイド。我々にとって分かりやすい言葉で言えばロボットやアンドロイドです。
体は全て機械で出来ており、その体にはたくさんの機能が搭載されています。バイタルチェックをしたり、様々な情報を検索したり、空を飛んだり、ビームを出したり…。超高性能なヒューマノイドでありながら、イデアの事を「兄さん」と呼び、“兄”として慕っています。
彼の誕生日として設定されている8月14日ですが、私は6章が公開される前はこの日付は
“魔導ヒューマノイド オルト・シュラウド”が製造された日付だと思っていました。
占星術では製造年月日や創立記念日等を誕生日として扱うことで、会社や学校などの無機物の運勢も占うことが出来ます。(卜占でも占うことは出来ますが、質問しても返ってきませんし、長期的に運営することを前提としているので、数か月先が適している卜占で会社の売れ行きを占うのはあんまり向かないかな~というのが私個人の意見です。)
オルトを作った日付を覚えているなんて、イデア氏は本当にオルトに愛着を持って接しているんだなぁと表向きには思っていました。まぁヒューマノイドが“弟”だなんて、裏には絶対何かあるとは思っていましたが、その裏に隠されていた真実は私の想像を超えていました。
オルト・シュラウドは元々実在の人物であり、正しくイデアの弟でした。
ある日、幼かった兄弟の好奇心が引き起こした不慮の事故によりオルトは命を落としてしまったのです。
自分の好奇心から弟を失ってしまったイデアは悲しみのあまり一つの結論に達します。
「戻ってこないなら造ればいい。」
そうして2年以上を費やし、弟の記憶と思考パターンを完璧に再現した魔導ヒューマノイドORTHO(オルト)を完成させたのです。己のしたことは間違っている。こんなことをしても弟は帰ってこない。意味なんてないんだと分かっていながら。
以上を踏まえると、恐らくオルトの生まれた日として設定されている8月14日は、ヒューマノイドが完成した日ではなく、人間オルト・シュラウドが誕生した日だったのではないかと思います。
作中ではORTHOが完成したのがいつ頃なのかを判断する材料がないので、製造月日が8月14日である可能性もありますが、2年以上引きこもって製造に打ち込んでいた=製造をなりふり構わず急ピッチで進めていた と解釈できると思うので、ゲームのリリース日のように、狙った日付に完成させるなんていうことは恐らく出来ないでしょう。
ORTHOを完成させ、誕生日を設定するとなった時に(ヒューマノイドだからこそ、誕生日という生き物独自のものを設定することで、あくまでも人としてイデアは扱いたかったのかなぁとか…これは妄想)元々のオルトの誕生日だった8月14日をORTHOの誕生日として設定したのではないかと私は考えます。
そう考えるとこの星占い分析が根っこからひっくり返って来るんですよね…。オルトから獅子座らしさを引っ張って来るのが非常に難しかったわけです。よかったあああオルトの番が回ってくるまでに6章が完結して…;;;;;
オルトの記憶や思考パターンを“魔導工学の天才”たるイデアが完璧に再現したとはいえ、オルトとORTHOは別物です。ORTHOの正しい製造月日は8月14日ではない可能性も高く、6章ラストで自我を得たことで元々設定していた思考パターンからどんどん離れていったりするのかなぁ。っていうか“命を持った機械”というものの正確な誕生日というのは一体いつなのでしょう。ハードウェアが完成した日なのか、自我を司るソフトウェアが完成した日なのか、それとも電源を入れた日なのか…。
でもそれらは分かりません。私たちの生きる現代にも、ツイステッドワンダーランドの世界にも前例がありません。この辺りは「どうなるのかな~」というふんわりとした想像あるいは妄想で留めておくのが良いかなと思います。機械の正確な誕生日も人によって意見が分かれそうだし。
【あつまれ!火属性!】
水の属性を持つ星座は牡羊座・獅子座・射手座の3つ、区分はそれぞれ活動宮・固定宮・柔軟宮になります。
ツイステの該当キャラクターは以下の通りです。
牡羊座→ヴィル、ラギー 獅子座→レオナ、オルト 射手座→ルーク、イデア
火属性の特徴はエネルギッシュ、根が明るい、ポジティブ、なんというか王道主人公属性です。ハリー・ポッターシリーズの主人公たちが所属するグリフィンドール寮も火属性。タロットのスートはワンド、トランプのスートはクラブです。“火が付くもの”と考えると分かりやすい!相性のいい星座は自分と一緒に盛り上がってくれて高みを目指せる風属性です。火をつむじ風が巻き上げるイメージで覚えてくださいね。
牡羊座は新しく何かを生み出したりするのが好き。エネルギー量はバッチリですが、勢いだけで出来ているところがあるので、しっかり動向を管理しておかないと色々やらかしがちかも…。ですが、しっかり者のリーダーあるいは助手と組むことで大きな成果を上げることが出来ると思います。
なお他2つの星座にも共通することですが、無理やり言うことを聞かせようとしてもダメなので、上手くおだてるのが大事です。ちょろいというのかもしれない…ですが根の素直さは人に好かれる長所です。
獅子座さんは派手で目立ちたがり屋。外に向かってアピールするのが好きなので、キャッチーさが大事なお仕事である営業向きかも。理想も実行力も高いですが、自分の都合の悪い部分は隠してしまいがちなので、固定宮の悪さを出して偉そうにふんぞり返っているワンマン社長のようにならないようにだけ気を付けてください…!
射手座さんは高い目標設定をし、それを追いかけるのが大好きで得意。例えば牡羊座さんが出したアイデアに上乗せして企画を面白くしていきます。火属性の中では最もクリエイティブ適性が高いです。一緒に企画なり合作すると楽しい間柄だと思います。全く関係ないですが、射手座さんは車の運転も上手いらしいぞ。
以上オルトくんと火属性の分析でした。今回は獅子座の話ではなく殆ど6章の話になってしまいました。いやぁ大きい供給があるとどうしてもこうなってしまうのさ…。しょうがないのさ…。日常においてこんなに大きく心を乱されることなんてないんです。これだからオタクライフは楽しいんだわ…。
次回は8月24日、リドル・ローズハート寮長のお誕生日、そしてとうとうこの連載も終了です。ラストはちゃんと星占いっぽい感じの記事にしていきたいです…!どうぞよろしくお願いいたします!!
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