1月8日に30歳の誕生日を迎えました。八木伊吹雪です。
今年初のブログ更新ですが、今回はサターンリターンの振り返りを書こうかなと。
まずサターンリターンとは何ぞやという話はこちら(リンク先:占いの教科書様)
ざっくり言うと29歳ごろに起こる“生き方の見直し(強制)”です。
多くの方から「サターンリターンしんどかった」というお話を聞いていたので、もしかしたら最悪死ぬんじゃないかと思ってましたwいやぁ今までの人生がだいぶ難アリだったので…。
結論から申し上げますと死にませんでしたwちゃんと生きてこのブログを書いていますw
「しんどかった」とは聞きますが、サターンリターンに何が起こったかはあまりお話を聞かないので(多分長いから皆話したがらないのだと思われるw)(←個人の見解です)
こうしてブログにしてみようと思った次第です。自分も例に漏れず話すと長くなりそうなので…。
まずサターンリターンに入った2月から夫に促され、うつ病の治療を行いました。
促されと書きましたが、半分くらい引きずられながら病院にブチこまれた感じです…w
私自身はうつを治療することに対してあまり前向きではありませんでしたが、
「不具合が起きている部分を治す(直す)ことで今より状況が良くなることはあっても、悪くなることは殆どない」
と先生に言われ、試してみることにしました。なお治療費は夫の全額負担です。“理解のある彼”すぎて頭が上がりません…。
治療とともに自分の状態が良くなり、自分を正しい治療から遠ざけていた、うつに対する思い込みが解けたことは大きな進展でした。(うつに対する思い込みについてはこちらで声付きでお話ししています。2分くらいなのでお暇なときに聞いてやってください。)
そして臨床心理士さんとのカウンセリングを通して自分の自己肯定感の低さ、何をどう考えても相手が悪いのに自分の非を探してしまう気質が母との関係によって築き上げられてしまったものだという、原因究明をすることもできました。
原因が分かったからといって何かが大きく変わる訳ではないのですが、ほんの少しだけ生きやすくなったと思います。
治療は2月~7月にかけて行われ、現在は終了しています。
仕事先で酷使されていても(不本意)今までは「私が要領が悪いから…」と自分のことを責めていましたが、
「あのデブ(※偉い人)タスク管理終わってんだよなァ」
「自分がタスク管理出来てないの棚に上げて、俺が一番働いてんだ!って被害者面すんの端的に言って終わってるよなァ」
と客観的に物事をとらえ、同じく偉い人を良く思っていない人(←社内全員w)との間でそれなりに悪口が言えちゃう強かさを手に入れることが出来ました。
人の悪口なんて良くないことではありますが、今までがあまりに自己犠牲イエスマンすぎたのです。ダメな自分を拾ってくれているのだから、忠実に仕えないといけないんだ。不平不満など決して口にしてはいけないのだと自分を押さえつけ、自分の価値を自分で下げていくばかりでした。
そうして一度心を折ってしまったというのに、自分の価値を守り、強かに生きることを学ぶのに本当に何年もかかってしまいました。
そしてサターンリターンの総決算がアルケミアへの所属を決めたことです。
経緯の1つはいぶきのこらむ第1回に描かせていただいたのでよかったらこちらも見てくださると嬉しいです。
私は今まで当たり前のように新卒の会社に長く勤め、結婚して出産し、共働きしながら仕事と家庭を両立する“デキる女”になる、なれると思っていました。女子校の教育はどうしても女性の自立を後押ししがちです。
これ自体は悪いことではないのですが、新卒で勤めた会社で週6仕事していたら体を壊して退職、次の職場も内輪揉めやコロナ禍で社内の状況が悪くなり、思い出しても何一つ納得のいかない扱いばかりで心が折れました。
デキる女にはなれませんでした。
会社はもう信用できない。会社は自分を助けてくれない。社会における自分の価値は自分で作っていくしかない。
フリーランスの占い師として起業したのはこういういきさつがあったのでした。ただただ暗いので周りにはあまりマネしてほしくないです…w
こうして自分の手で掴み取った社会的価値にきちんとしたキャリアをつけていきたい、30という節目を迎えた今が人生最大のチャンスかもしれない。
今まで親や学校、会社の言うことばかり聞いてきた私はやっと自分の頭で、足で生きていくことが出来るようになったのです。新しい挑戦は本当に勇気のいることで、アルケミアの面接が決まった日から毎日緊張で吐きそうでしたが、挑戦して本当に良かったと思います。
私の土星は水瓶座。凝り固まった価値観を持つイエスマンだった私はものの見事にぶっ壊され、形や社会にとらわれない自由を手に入れることが出来ました。
職業やら雇用形態やらこんなに自由になってしまって大丈夫か?とも思うのですが、長く私のことを見ていた夫も「今が一番人生楽しそう」と言っていたので多分大丈夫でしょう。
まだまだ未熟者ですが2024年、三十代を迎えた八木伊吹雪もどうぞよろしくお願いいたします。
次回はアルケミア所属までの流れについてブログでまとめようと思っています。
フリーランス占い師が館所属になるまでの経緯、他じゃあまり見かけないからね!1つのコンテンツとして楽しんでくだされば幸いです。
Comments